HSC

HSPママは疲れやすい…HSCだった頃を振り返り、今のわたしにできること。

2022年2月17日

こんにちは。HSPで2児のママ、Sangoです。

こちらに訪問してくれたあなたは、

「自分もHSPかもしれない…」

と思っている方が多いのかな?と思って記事を書いています。

  • HSC ハイリー・センシティブ・チャイルド(子供)
  • HSP ハイリー・センシティブ・パーソン(大人)

ひといちばい敏感な気質を持ち、時には弱い人間に見られてしまうHSCやHSP…

今ではかなり、HSCやHSPについて理解をしている(つもりの)わたしですが、この概念に出会ったのはほんの数年前。

娘の子育てに手こずり、色々調べているうちにコチラの本に出会いました↓↓

そして、娘がHSCであること、わたし自身もバリバリのHSCであったことが判明。

HSCのまま大人になりましたが、本を読み、以前よりも生きやすくHSPママとして生活しています。

 

正直に言ってこどもの頃は、わたしの事を理解したり寄り添ってくれる身近な人がいなくて、とても不安でした。

ずっと心が寒く、幸せになりたいな、と思っていました。

だから今、HSPママとして、自分のこどもに同じ思いをさせたくない。

そんな思いでこの記事では自分の過去を振り返り、今の自分に何ができるのをまとめています。

  • わたし自身はHSPママ?
  • 我が子はHSCかもしれない
  • うちは両方当てはまる!

という方、良かったら読んでみて下さいね ^ ^

HSCって、どんなこども?

HSCとは、Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略。

生まれつき、とても敏感で繊細な感覚や感受性を持ったこどもの事をいいます。

人種や性別に関係なく、5人に1人存在すると言われているHSC。

やさしい特性や芸術的な面を持っていて、病気や障害ではなく、アメリカの心理学者である、エレイン・N・アーロン博士が発表した概念です。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は、その大人版と言われています。

 

HSC4つの特徴

もっと細かなチェック項目もありますが、以下の4つはほとんどのHSCに当てはまる特徴です。

1.刺激を受けやすく、疲れやすい

自分の周りで起こっているすべての事に敏感に気がつき、ひといちばい刺激を受けやすく、疲れやすいのが特徴です。

強い光や大きな音、変なニオイなど、他の人が気にしないようなことがとても気になります。

常に敏感に情報を集め続けてしまうため、例え好きな事でも精神的・肉体的に負担がかかり、すぐに疲れ果ててしまうのも特徴。

小さなこどもの場合、突然「かんしゃく」をおこして、大人を困らせることがあります。

2.情報を深く受け取り、処理する

HSCは物事や情報を深く受け取り、考えるのが特徴です。

じっくり考えてから行動を起こすので時間がかかる事が多く、周りからは臆病や引っ込み思案だと思われる事もあります。

時には大人びた事を言ったり、物事の本質を突くような鋭い質問をしたりして、大人を驚かせる場合も。

わたしも母親から「いつも見透かされているようで怖かった」といわれたことがあります…

そんなこと言われても、こっちが困りますよね。

3.些細な事がとても気になる

人や物の些細な変化などに気づきやすく、察知してしまいます。

うちの娘も、わたしが模様替えや掃除をすると、たった数センチ物が動いただけでも気づきます(笑)

かすかな臭いや小さな音、ほんのわずかな味の違いなど、他の人なら気づかないようなちょっとした事が気になり、ずっと考えていることも。

いつもと違うスーパーでお肉を買うと、必ず娘にすぐバレます(笑)

4.共感力が高く感情の振り幅が大きい

すぐに驚いたり、怖がったり、泣いたり、かんしゃくを起こしたり…と、物事に対してだけでなく、感情にもとても敏感です。

ポジティブな感情やネガティブな感情、両方に強く反応します。

そして、自分の感情にも敏感ですが、人の感情にもとても敏感です。

相手の心を読む事に長けているので、友達が叱られたり、悲しんでいると自分の事のように受け取ってしまい、もの凄く落ち込んだりします。

このようにHSCは人よりも強い共感力を持っています。

だからテレビを見ていても、悲惨なシーンや残酷な場面は見られません。まるで自分の身に起こったかのように、リアルに感じてしまうんです。

 

HSCだった頃を振り返ってみると

HSCのこどもは、そもそも集団生活が苦手です。

周りの人たちの感情や環境の変化に敏感に反応してしまうため、普通に学校へ行くだけで他の子の何倍もヘトヘトになってしまいます。

そして中にはストレスが溜まり過ぎて、不登校になる子もいます。

わたしも、特に小学生の頃は自分の感情を表に全く出せず、我慢ばかりで辛い毎日だったので、ズル休みをして自分を守っていました。

そのことを踏まえて、特に何が苦手で辛かったのか振り返ってみます。

こちらに書いてあるエピソードはわたし個人のことですが、HSCのこどもなら同じような経験をしていると思い、まとめてみました。

怒鳴る人、声の大きい先生が怖い

たぶん、今思えばみんな普通の先生だったと思います

だけどひといちばい敏感なわたしにとって、大半の先生は「とても怖い先生」でした。

子供だから教室では毎日、誰かしら叱られていますよね。その様子を見るのが怖い。

まるで自分が叱られているような気持ちになるんです。

だから決して、本当に叱られないようきちんとしなくては!と真面目に規則を守って生活をしていました。

わたしの学校生活は落ち着く瞬間の全くない、常にビクビクしている時間でした。

そんなわたしは先生から見ると、落ち着きのある優等生だったようです。

 

苦手なものが多い給食

HSCは味覚や触覚に敏感な事も多く、わたしも体が受け付けない食べ物で苦労しました。

食物アレルギーではなくても、苦手なものが口に入ると反射で「おえぇ~」となってしまうんです。

わたしの場合、肉の脂身や皮の部分は食べると吐き気がするので、家では食べないように工夫していましたが、給食はそうはいきません。

残すことも、時間をオーバーすることも許される時代ではなかったので、苦手なものが出た日は決死の覚悟。

鼻をつまんで、噛まずに丸のみしていました。

丸のみしても喉を通る感触が苦手で、結局「おえぇ」となったりするんですが…

もちろん、大好きだった給食のおかずもたくさんあります。

しかし基本的に給食は「食べられない物を時間内に食べなければならない」試練の時間でした。

 

ワガママな子が寄ってくる

「清く、正しく生きよう」と、こどもの頃から何故か、心に決めていたわたし(笑)

HSCは間違ったことが嫌いな、正義感の強いタイプも多いようです。

いつもみんなに平等に、やさしく接していたため、他のみんなが避けるような自己主張が強く、意地悪な子が寄ってくることが多くありました。

そんな子に気に入られて、ずっとワガママに付き合わされているのに、もうイヤだ!と言えない…

だって、その子がかわいそうだから。

相手がワガママで意地悪でも邪険にできず、ずっとストレスを抱えていました…

 

人前で失敗するのが怖い

わたしは本を読むことが大好きで、教科書も先に読んでしまうのが楽しいこどもでした。

そのため、教科書には書かれていない先生独自の見解や経験をたくさん話してくれる先生が大好きでした。

勉強も割と好きで、あまり苦手意識もなく、内容はちゃんと分かっていても…

手を挙げて発表するのはとても苦手でした。

例え自信があったとしても「もし万が一間違えてしまったら恥ずかしい」という気持ちが強かったんです。

とても、とても、失敗することが怖く、ビクビクしていました。

まるで、一度人前で失敗したら命を奪われてしまうと思うほどに…

今思えば、かなり大げさですよね(笑)

 

ひとりでいたい、静かに過ごしたい

ある冬の日、珍しく雪が積もり、体育の授業がなくなりました。

「みんなで雪合戦しましょう!」と先生が言い、クラスのほとんどが大喜び!

だけどわたしは、全然嬉しくありません…

寒いのは苦手、雪なんて投げ合ったら洋服は雪まみれになってしまいます。

「雪を投げ合って一体何が楽しいの?」と本気で思っていました。

(HSCの子はわたしのように、寒暖差に弱かったり、衣服が汚れるのを極端に嫌うことが多いです。)

 

その時の先生は雪合戦を強制せず「図書室で本を読みたい人はそっちでもいいよ」と言ってくれました。

(今思えば、昭和のあの時代に雪合戦強制!じゃない先生ってスゴイですよね。本当にありがたかったです)

わたし以外にも数人、図書室を選んだのでみんなで行き、それぞれ落ち着いた時間を過ごすことができました

温かく静かな図書室から、運動場で雪合戦しているクラスメイトを眺め

「あぁ~みんな楽しそうだなぁ。子供らしくていいなぁ」と思いました。

今思えば「あなたもこどもだよ!」と言いたくなりますが…今でも雪合戦やドッジボールは苦手です。

 

過去の自分を振り返ってみて、わたしの娘にも共通する面がすごく多いのですが、端的に言うと

子供らしくない

こう思われる場合が多かったです。

でも今だけでなく昔から、人種も性別も関係なく5人に1人がHSCかHSPなので、

こういう子供もいるんだ

と周りの大人が知っていたら、HSCの子供たちがもっと伸び伸びと生活できるんだろうな、と思っています。

 

周りの大人の理解、無理解

見守り、背中を押してくれた先生

わたしは1年生の時に転入生だったため、はじめは少しいじめられました。

「東京ではそうでも、ココではコレが常識」

と、無茶なことを言われ、文房具をとられたり隠されたり。

「変な事言う子だな…」とは思いながらも、わたしは普通に生活していました。

その時の担任の先生はわたしの事を常に気にかけてくれ「困っていることはない?」と聞いてくれる、やさしい先生でした。

「先生は自分の事を見てくれている」そう思うだけで、多少何かがあっても頑張ろう、と思えました。

 

高学年になっても、控えめだけどしっかりした、落ち着いた優等生(を演じていた)わたし。

「もっと、自分を出していいんだよ!」とはっぱをかけてくれる雰囲気で接してくれる先生がいました。

自分の殻に閉じこもらずに、表舞台に出そうと働きかけ、何かの作文のコンクールで発表ができるまでに指導。

「失敗したら恥ずかしい」という気持ちを乗り越えて、大勢の人の前に立つ経験はとても貴重なものでした。

決して強制せず、でもやる気を出させ、一歩踏み出させる

今でもこの先生のことは忘れません。たくさんの温かい気持ちを頂きました。

そして自分も、こんな大人になりたいと思いました。

 

余裕のない親へ、何も話せない自分

一方で親は、全く頼りになりませんでした。

学校でいじめられていても気づかず、気づいても何もしてくれず。

父親は常に家にはいなくて、母も仕事に家事にと忙しく、こどもの話を聞く余裕がなかったんだと思います。

たまに母と話せたと思っても、仕事の愚痴や父への不満ばかり…こどもながらにうんざりしていました。

 

「わたしはしっかりしているように見えてもまだこどもだよ。わたしの話は聞いてくれないの?」

そう言えたら良かったのですが、わたしには言えませんでした。

こども達の為に外で必死に働き、ヘトヘトでも毎日ご飯を作ってくれる母に、わたしは何も言えなかったんです。

 

本当は親に守ってほしかった

わたしが親に何も言えなかったのは、やさしさでもあり、甘えでもあります。

  • 親にこれ以上負担をかけたくない
  • 言わなくても、苦しいのを気づいて欲しい…

若くして親になった母にとって、こどもとどう接したらいいのか、わからなかったんだと思います。

いつも自信が無さそうでした。

そして、こどもの頃に暴力を受けながら育った母の中で「同じ過ちだけは絶対に犯さない」ということが常に心にあったようです。

確かに、わたしは一度も暴力を受けたことがありません。

そう、暴力は受けていないんです。

だけど、とっても孤独でした。

 

わたしはただ、甘えさせてくれる親が欲しかった…

ぎゅっと抱きしめられて、たわいのないことでも話せる、温かい家庭が欲しかったんです。

 

今度は自分が親。一体何ができる?

わたしの娘もHSC。だから今は、こんなことに気をつけて過ごしています。

今の自分にできること

  • HSCはとても疲れやすいから、疲れをためないように
  • マイペースでも否定しない、決して急かさない
  • それは本当にワガママ?子供の感覚を大切にする
  • 大声で叱ったりしない、やさしく注意でもちゃんと伝わる
  • 苦手なものを無理に食べさせない、食べなくても大丈夫
  • ストレス溜めてない?たまにパァ~と発散させる
  • 興味があるならチャレンジしてみよう!意外と怖くないよ
  • 大人だって失敗するよ。だから失敗しても大丈夫
  • ホッとくつろげる時間や場所をちゃんと用意
  • こちらにも余裕が必要。他愛もない会話も大切
  • いつも味方だよ、大好きだよ♡とちゃんと伝える

まだまだ失敗することもありますが、こんなことに気をつけて毎日暮らしています。

先ほど紹介したこちらの本↓↓

この本に出会うまでは、一体どうしたらいいのかわからない事が多く、わたしもストレスを溜めていました。

こんなに素直で真面目でやさしい娘なのに、なんで自分はイライラするの?って。

だけど、HSCの特性を知り、娘も自分も似たもの同志で、だから余計にズッシリくるんだなぁ…と分かりました。

全部キッチリ完璧に守ろう!とすると息が詰まってしまいますが…それもHSC(HSP)の特性のひとつ(笑)

知ることができた今だからこそ、少し肩の力を抜いて子育てができるようになってきています。

 

まとめ HSPママなあなたへ

わたしのように、子育てを通じて、あなたも過去の自分や親子関係の見直しをしませんでしたか?

「子育て」は「自分を育て直す」ことのできる、絶好の機会かもしれませんね。

実際にわたしも、自分の過去を振り返る事で、子育てが楽になった部分も大きいです。

 

だけど、気をつけて下さい。

素直で真面目な性格の人が多いHSPの女性は、子どもを産むと「私は母親だから」と子育ての負担をひとりで抱え込む傾向があります。

自分で自分自身にプレッシャーをかけてしまうんです…わたしはこれで、産後うつになりました。

 

だから、そんな真面目なあなたにおススメしたいのは、

ひとりで抱え込まないこと

子育ての負担はパートナーや家族、保育園などへ分散する仕組みを作ることをおすすめします。

 

そして「もう限界。キャパオーバー」と感じるまで精神的に追い詰められたときは、強制的にでもひとりの時間を作ってください。

HSPにとって「他人と自分を切り離し、フラットな状態になる」ことは、とても大切なことです。

 

ひとりの時間をつくり、自分の本心を聞いてみてください。

そしてできれば、パートナーにあなたの気持ちを理解してもらえると、とても楽になります。

自分ひとりですべて上手くやろうと考えずに

大変だから助けて!話を聞いて

と言えるようになると、気持ちに余裕が生まれます。

するときっと、今よりもっと楽しく子育てができるようになりますよ♡

 

こんな長文を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました ^ ^

 

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