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「HSCの子は勉強が苦手」
そんな言葉を目にしました。なんだか気になってしまいます…
我が家のこどもたちは2人ともHSCで、特に上の子はその特色が強い、バリバリのHSC。
そんなの気にしなければいい!うちの子はうちの子!と思う反面…やっぱり少し気になります。
たしかにHSCである娘は、ひといちばい敏感で、周りの環境に左右されやすく、普通に学校に行くだけで他の子の何倍もヘトヘトになります。
授業が少しうるさいだけで集中できないみたいだし、さまざまな音・ニオイ・いつもと違う雰囲気などを敏感にキャッチするので、必要以上に疲れてしまうようです。
だけど、それが勉強が苦手なことにつながるかな?
この記事では、「HSCの子は勉強が苦手」って本当なのか、そう言われてしまう根拠って何?という、とっても素朴な疑問について考えていきます。
ちなみにこの記事を書いているわたしも、かつてHSCでした。今はそのまま大人になり、HSPママをしています。
娘は小学校4年生で、勉強は今のところ得意な方です。だけど、マイペースで何をやるのも時間がかかるタイプです(笑)
※HSP・HSCは親の育て方などが原因でなるわけではありません。お子さんが生まれ持った気質のひとつです。
HSCについてまとめた記事はこちら↓↓
HSCの子は勉強が苦手?考えられる理由
学校では周りが気になって集中できない
周りの友達や先生の目、大声などにとても敏感なHSC。
約30人いる教室の中、さまざまな刺激を受けて授業に集中するというのは、HSCにとってかなりストレスがたまる行為です。
共感力が高いため、たとえ本人ではなくクラスメイトが先生に怒られているだけでも、まるで自分の事のように苦痛を感じてしまいます。
「自分も友達と同じミスをしたら、先生に怒られるかも」と不安に感じる場合もあります。
そんな不安と緊張の中、毎日授業を受けています。
クラスの状態が悪く、授業に集中できない日々が続くと、学習内容をしっかり理解するのはとても難しく、それが勉強の遅れにつながってしまいます。
環境の変化に敏感で、すぐに疲れてしまう
- クラス替えがあった
- 担任の先生が途中で変わった
- 席替えがあった
など、新しい状況に対しても敏感に反応し、不安になる子もいます。
実は娘が1年生の時、途中で担任の先生が変わり、クラスが荒れてとても大変でした。
普段は大人しい娘も友達とトラブルになり、学校イヤだ、行きたくないと泣く日々。
それまでは学校に楽しく通っていたのに、ほんの些細なきっかけで「行きたくない場所」へと変わってしまったんです。
そうなってしまうともう、勉強どころではありません。
何とかトラブルをおさめ、楽しく学校に行けるよう、落ち着いて勉強ができるよう、親の方も必死でした。
幸い、その新しい先生はとても懸命にトラブルに向き合って下さったので、クラスもだんだんと落ち着いていきました。
HSCの子にとって、安心できる環境はとっても大切です。
一度つまずくと一気に下がる、自己肯定感…
「教室で授業をうける」というのは一見、みんながやっている当たり前のことです。
だけどHSCの子にとっては、様々な刺激を受けながらひたすら耐え、集中しなければならない、辛~い時間であることも。
さらに少しでも勉強もついていけない、理解できない状況になると
- どうしてみんなはできるのに、自分にはできないんだろう
- 自分はダメな子なんだ…
- もうイヤだ、何にもやりたくない!
と、一気に自己肯定感が下がってしまうことにもなりかねません。
HSCの子は完璧主義の気質を持つ子も多く、
「白か黒か」なんですよね。
100点じゃなかったら、0点と同じ!みたいに極端な考えを持っていたりします。わたしもその傾向があるのでよくわかります…
だから、まずは自分が「グレーも認める」ようにしています。
- ママにもできないことがあって、時にはパパがそれを補ってくれてるんだよ。
- 完璧な人間なんて、目指さなくていいんだよ。
そういうことが伝わるように、生活しています。(せっかちで完璧主義なわたしには、かなりの試練です(笑))
学校はストレスの多い場所。不登校になる場合も…
HSCのこどもにとって、人が大勢集まる空間自体がストレスを感じやすい環境です。
クラスメイトの大声なども負担になります。学校はそういったストレスの多い場所である、と覚えておかなくてはいけません。
HSCの子の中には、そういった学校での居心地の悪さやストレスから、不登校になる子も少なくありません。
実際にわたしも、小学生のころは何かと理由をつけて学校を休んでいました。
無理やり学校に行かせることは、こどもにとってとてもしんどいことです。
ただ学校を休んだ場合、学習の遅れによる学力の低下が心配ですよね。休んで遅れてしまった分を、自宅でまかなえればいいのですが…
普段から、少しでもいいので家庭での学習習慣を作っておくと、居心地のいい空間で安心して勉強することができます。
HSCの子が自宅で無理なく勉強できる方法は?
すこしずつ、家庭学習を習慣に
敏感だからといって、必ず不登校になるわけではありません。
ただ、HSCの子はストレスや不安、疲労を感じやすいぶん「登校すること自体が大仕事である」と言えます。
HSCの子にとって、最も安心できる、のびのびできる場所なのが自宅・家庭です。
いつかくるかもしれない不登校に備えて、家庭学習を習慣にしておけば、親も子も安心できますね。
自宅だと余計な刺激がないので、その子にあった学習方法であれば、しっかり集中して勉強を進めることができます。
また自宅で学習し、少しずつできることや褒められることが増えていくと、自己肯定感も次第に高めることができます。
HSCは褒められることでグングン伸びていくので、多少の間違いには目をつぶり、どんどん褒めてあげましょう。
自分に合った環境で、無理のないペースで勉強すれば、着実に身についていきます。
学校の教科書やドリルを使って復習
最も一般的な家庭学習の方法ですよね。
教科書ならすでに手元にあるので、新たに購入する必要がありません。
学校で配られたドリルも、その教科書に準拠しているので安心して取り組めます。
低学年のうちは勉強もあまり難しくないので、教科書とドリルを中心に復習すれば十分ですね。
ただ、授業が理解できていない、教科書を読んでもわからない場合は大変かもしれません。
親が教えてあげられればいいのですが、なかなか素直に聞いてくれないことも。
うちではHSPのわたしとHSCの娘の相性が悪いのか、すぐに険悪なムードになります…
非HSPのパパが教えると、喜んでどんどん勉強するのですが…悲しいですね。
共働きの家庭が多い中で、親がいつもついていて、教えてあげないと勉強できない状態というのは…
時間的にも精神的にもかなり厳しい状態です。
本人が楽しめるなら通信教育も
通信教育なら、自宅学習を想定して作られています。
こどもだけでも進めやすい工夫がされているので、使いやすくて安心です。
昔からあるテキストタイプ(紙の教材)だけでなく、最近ではタブレット学習も人気。
タブレット学習だと動画や音声でも学習ができるので、こどもにとってはゲーム感覚で楽しみながら学習することができますね。
それに、紙しかなかった時代には郵送でチェックをしてもらっていた答案も、タブレット学習ならすぐに帰ってきます。
自分が解いた、熱の冷めないうちに答えやアドバイスを貰えるのって、やる気を維持できていいですよね。
まぁ、教科書や市販のドリルと比べると、通信教育は多少費用がかかりますが…
ざっと調べてみてたところ、小学校高学年や中学生でも、月額10,000円以内で利用できる教材がほとんどのようです。(進研ゼミ・小学講座なら月額3,000円~6,000円ほどです)
ただ、通信教育やタブレット学習ってたくさんあるし、どれを選べばいいかさっぱり分からないですよね。
資料請求やお試し体験ができるところが多いので、気になったものはまず、試してみるのがおススメです。
ちなみに、友人の娘さんはこちらで勉強しています↓↓
こどもが夢中になる仕掛けがいっぱいあって、かなり熱中して取り組んでいるようです。
おかげで彼女は、かなり勉強が得意です。
彼女もやさしくて大人しく、完璧主義…と娘とよく似ていて、とっても仲良し。
うちの子も学童をやめたので、タブレット学習を検討中※です。
先に進んだり振り返りをしたり…と、自分のペースで誰にも干渉されずに勉強できるのっていいですよね。
※進研ゼミとスマイルゼミで悩んでいましたが…うちはスマイルゼミを始めました!
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100均のドリルもおススメです!
うちではよく、100均のドリルを活用していました。
100円だし、そんなに役に立たないでしょ…なんて、あなどってはいけません!
小学校に入る前、ひらがなの練習からずっとお世話になっているので、通算10冊以上…(笑)
価格はとてもリーズナブルですが、かなりのお役立ちアイテムなんです♪
こちらは小3の時に使っていた、漢字と計算↓↓
とてもシンプルなので、反復練習がいる勉強にピッタリです。
教科書で習ったところは理解している、学校でもらったドリルもやってしまった…という時に、基礎を復習するのに使えます♪
うちの子もそうですが、HSCのこどもは完璧主義な場合が多いので…
あまり難しくない、基本的な内容で、しかも新品のドリル!となると喜んでやってくれると思います。
「もう全部できたよ!」
「すごく簡単だった!」
「算数、楽しいかも♪」
と自信や自己肯定感を持つきっかけになってくれているようです♡
人生の根幹になる「自己肯定感」を育む
こどもの「自己肯定感」を育む
HSCの子供は自己肯定感を持ちにくい傾向があります。
HSCでない子にとっては苦もなくできることが、HSCの子にとってかなりの負担であることは珍しくありません。
そのため、学校のように「全員で同じことをする場所」では、HSCの子の自己肯定感はどうしても下がりやすくなってしまいます。
先生にちょっと、自分に出来ていない事や間違いを指摘されただけでも、まるで全人格を否定されたかのように感じます。
そして、「自分はダメな人間だ、きっと何をやっても上手くいかない」とすごくネガティブな考えになりがちです。
そのため、HSCの子と関わるときは「いかに自己肯定感を育んでいくか」という点に気を付けなくてはいけません。
自己肯定感を育むために
- マイペースで行動が遅いと思っても、焦らせない
- 一度にたくさんのことを言って、パニックにさせない
- 本人がこだわって丁寧に行っていることに気づき、褒める
- 何か注意する時も、優しく言えばちゃんと伝わる
- どこかを痛いと言っていたら、それは本当のこと
- 本当の気持ちを隠していないか、聞いてあげる
「あなたはそのままでいい、大好きだよ」と伝わるような毎日が、HSCの自己肯定感を育んでいくと信じています。
親自身も気を付けたい「自己肯定感」
HSCの子に寄り添っていると、周囲から「それは甘やかしだ」「躾ができていない」と保護者が非難されることもあります。
実際にわたしも、HSCについて知らない周囲のひとから「過保護じゃない?」と言われたことが何度か…
そういったことが続くと、親である自分の自己肯定感も下がってしまうことがあります。
今ならわかるんですけどね~「あなたの子育てはわたしの役には立たない」って。
初めての子育てに奮闘中で、
うちの子はちょっと育てにくい?他の子とちがう?一体どうすればいいの?
と毎日悩んでいるところに、周囲から理解もなく非難された日には…落ち込みます。
だけど、HSCやHSPは5人に1人いるので、同じように悩んでいる親御さんも近くにいるはずです。
HSCなんて知らない、わからないって人の方が多くても、必ず分かり合える仲間もいます。
親であるわたしたちの自己肯定感が回復してくれば、HSCの子にも良い影響を与えます。
HSCの子にとって、何より大切な休息
ひといちばい敏感なぶん、心身の疲れを溜めやすいHSC。
敏感な子はとても疲れやすいので、しっかりと休ませてあげることが大切です。
また、HSCはイヤなことだけでなく、楽しいことでも刺激が強すぎると疲れてしまいます。
- 運動会
- 遠足
- お誕生日会
などなど…日常とは違う、刺激が多いイベント。
楽しみにし過ぎて、当日急に熱を出し、参加できないことも何度かありました…
また、本人が楽しかった!と思っていても、疲れ切ってしまっていることもよくあります。
体の疲れはまだわかりやすいのですが、心の疲れは本人も自覚していないことがあるので、注意が必要です。
HSCの子には、親が意識して休ませてあげるようにしましょう。
HSCは勉強が苦手って本当?のまとめ
新型コロナの感染状況によっては、長期の休校や学級閉鎖もたびたびある、ここ沖縄。
娘がずっと家にいることも、ザラにありました。
幸い、休みになるとたくさん宿題を出してくれる学校なので助かりますが(笑)
ただ学校とは違い、家だとリラックスするので、HSCの特色が強く出ます…
- ちょっと難しくてつまづくだけで泣いてしまう…
- 間違いを教える時、傷つけないよう細心の注意を…
- 些細な事にこだわって、なかなか進んでなかった…
- 暑い・眠い・お腹が空いたで集中できない
- 少しでも苦手意識があると、全然進まない
などなど。
めちゃくちゃ疲れます…
しかし!これからも娘のペースを尊重して、決して無理をさせず、だけど少しずつ前へ進めるよう大人がサポートできれば…
きっと、このまま勉強を好きでいてくれると思います。
わが子が持つ、特別な個性を大切にして、子どものペースに寄り添うこと。
ベッタリ一緒にいると、ついイライラしてしまうのが本音ですが…
「そのままでいいんだよ」と伝え続けて、自己肯定感を育めるよう、わたしたちも無理せず頑張っていきましょうね!
・2022.3.24 追記
うちは娘と相談した結果、スマイルゼミを始めることになりました!
無料の資料請求でじっくり考え、オンラインセミナーも受けて「コレがいい!」と思ったようです。
そろそろタブレットが届くので、親子そろってワクワクしています♪
・2022.6.28 追記
娘がスマイルゼミを始めて3ヵ月経ちました!
HSCの娘にはスマイルゼミがしっくり来たようで、毎日楽しんで勉強しています。
早くスマイルゼミをやりたくて、宿題のスピードがUPし、成長を感じる日々…
詳しい記事はコチラです↓↓
HSCに「スマイルゼミ」や「コアトレ」ってどう?娘がはじめて1カ月!経過レビュー
・2024.4.16 追記
娘は6年生になり、スマイルゼミも3年目になりました!
昨年は転校やプチ不登校などありましたが…スマイルゼミのおかげで乗り切れた~
続けていて、本当に良かったです♡
繊細でちょっと変わった子ですが、今はクラスで「天才」と呼ばれるほど勉強が得意に。
「子供から目をそらさずに、見守り続ける」が今のわたしのモットーです ^ ^
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます♡