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低学年までは順調だったお子さんも、急につまづき始めるのが9~10歳のころ。
「10歳の壁」「小4の壁」なんて言われていますよね。
うちの娘も今10歳。まさしく「小4の壁」にぶち当たっています…
それでも「塾には絶対、行きたくない!」と言われ、家庭学習を継続中…しかし親が付きっきりで見守るわけにもいかず、3年生終わり頃からスマイルゼミを始めました!
ひといちばい敏感な心を持つHSC※の娘は、一度つまづいてしまうと深く傷つき起き上がるのがとても大変なタイプ。
そのため、得意な部分は褒めて伸ばし、苦手な部分にも自然と取り組ませてくれる「スマイルゼミのタブレット」に助けられる日々です ^ ^
※HSCとはハイリーセンシティブチャイルドの略。ひといちばい敏感な性質を持つ子供たちのことです。HSCは生まれ持った性質で、5人に1人はHSCだと言われています。
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「小4の壁」って何?原因と内容
「小4の壁」とは、9~10歳前後の子どもが
- 学校の授業についていけなくなる
- 友達との人間関係に悩む
- 他人と比較して劣等感を感じる
- 反抗期・思春期に入り不安定になる
など、困難な状況に直面することを指しています。
また小学4年生以降は、学童などの放課後に預けられる場所が減ってくるので、
- 親が働き方の見直しを迫られる
といった「保護者側の壁」として取り上げられることもあります。
ここからは「小4の壁」の原因と内容について詳しくみていきます。
学校の授業についていけなくなる
小学4年生から、学習内容が急に難しくなりましたよね。
学習の難易度が一段と上がり、授業についていけないと感じる子が多くなる時期です。
算数で例えると、低学年のうちは足し算・引き算など目に見えやすい、イメージのしやすい学習内容でした。
しかし4年生からは、一億を超えるような大きな数や小数の計算、「がい数」で四捨五入について学ぶなど、実体をイメージしにくい、抽象的な学習内容が増えてきています。
「小学生の宿題なんて簡単!丸付けもすぐに終わる♪」と余裕に思っていたわたしですが…
最近は宿題の丸付けに時間がかかるようになってきました💦
先日は「ha(ヘクタール)」が分からずに、スマホで調べてから答え合わせ(笑)
㎗(デシリットル)なんかも、日常生活では使わないから完全に忘れています…
自分も子供の頃にやったはず…ですが、全然記憶にありません!
今まで「分からない問題は親が教える」スタイルでしたが、そろそろ厳しくなってきました。
友達との人間関係に悩む
小学4年生にもなると、客観的な考え方ができるようになり、
「気の合う子」
「合わない子」
がハッキリと分かれてきます。
その結果、いつも特定の友達やグループと一緒に過ごすようになり、低学年の頃より友人関係が閉鎖的になりがちです。
特定のグループを作ること自体は、子ども同士が集団での秩序やルールを学ぶために必要な行為。しかし、ひとたびそのグループから仲間外れにされると、クラスで行き場を失ってしまいます。
友達とより深く理解しあい、自分を知り、飛躍的に成長する大切な時期ですが、それ故にトラブルも起こりやすい時期なんです。
娘もいま、クラスの中で絶妙なバランスを取りながら自分の居場所を確保している様子です。
考えるだけで胃がキリキリします~💦
他人と比較して劣等感を感じる
小学4年生くらいになると、脳の発達などの成長とともに「自分を客観的に見る事」もできるようになってきます。
そのため、自分と他人を比較して劣等感を感じやすくなります。
発達の過程で誰にでも起こりうる自然なことですが、自己肯定感を下げる要因にもなるため注意が必要です。
いちど自己肯定感が下がってしまうと、
- 自分はもう、何をやっても駄目だ
- やっぱりできなかった…
など、挑戦する意欲の低下につながります。
そして自分の短所ばかりに目が向き、落ち込み、不安を感じ塞ぎ込んでしまいます。
反抗期、思春期に入り不安定になる
子どもの不機嫌な態度が増えたり、普段使わないような荒々しい言葉づかいなどで、小4の壁を実感する場合もあります。
小学4年生頃によく見られる親への態度はこちらです。
- 暴言や汚い言葉を吐く
- 常にイライラしている
- すぐに泣いてしまう
- やたら甘えてくる
- 学校に行きたがらない
一見矛盾しているようですが、反抗的な態度をとるだけでなく、泣いたり甘えたりと情緒不安定な反応を示すこともあります。
うちの子も、親に当たることより「すぐに泣いてしまったり」「急に甘えてきたり」と毎日忙しく変化しています。
葛藤の中、毎日を過ごしている我が子を見ていると、その時その時で正解の分からない対応に悩まされます。
親が働き方の見直しを迫られる
もとは「おおむね10歳未満の児童」の受け入れがメインだった学童保育。小さな子どもが放課後を安全に過ごせるように家庭に代わって保育してくれます。
最近は共働き家庭が多いので、小学校高学年でも利用できる学童も増えていますね。
しかし実際には、高学年になると一緒に遊ぶ友達が減っていき、やめる場合も多いようです。
わが家も、小学3年生頃から「学童に行きたくない」と言い始め、お迎えに行っても一人ポツンと過ごしていました。
そのため、秋頃にはしぶしぶ学童をやめさせ、放課後は家で過ごすようになりました。
学童に行ってくれないなんて、さぁ大変です!親の仕事に影響が出てきます…
- 短時間の仕事に切り替える
- 祖父母に見てもらう
- 在宅の仕事にする
- スパッと仕事を辞める
- 鍵っ子になる
色々ありますが、どちらにしても共働き家庭にとっては放課後の過ごし方が課題になります。
わたしが子どもの頃は確か、1年生の頃から鍵っ子でした。娘の友達にも鍵っ子が増え始めましたが、娘にはちょっとムリそうです。
中には「家で一人、気ままに過ごす時間が楽しい」という子もいるかもしれませんが、うちの子は「一人で留守番は怖い」タイプのよう。
そのため、わたしは在宅で細々と働いています。
小学4年生にもさまざまな子がいるので「もう高学年だから大丈夫でしょ!」と一括りにせずに、可能な限り寄り添っていこうと思います。
「小4の壁」親ができる5つの対処法
こちらでは「小4の壁」に対して親ができる対処法を5つご紹介します。
つまづいたままにしない!戻って反復学習
学年が上がるにつれて、勉強が得意な子と苦手な子の学力差はどんどん広がります。
子どもが勉強につまずいていると感じたら、早めにサポートしてあげましょう。
どの教科にも共通していることは、つまずいたところまで戻って反復学習をさせることです。
過去に戻って勉強し直すことは、子どもにとっては面倒で面白くない作業。
しかし、これからずっと続く長い道のりを考えると近道だといえます。
親は干渉し過ぎず、サポート役に
小4からは、学習内容が難しくなるうえに自分で解決する力を身に付ける必要があります。
親は過去の経験からついつい「こうしたほうがいいよ」とアドバイスしたくなりますが…ここはグッとこらえます。
「まだまだ可愛い子ども」だと思っていても、案外深く考えていたりするんです。
だから子どもの考えを否定せずに、よく聞いて「あなたなら大丈夫」と寄り添うことが大切です。
大人だって、自分の考えを頭から否定したり話を聞いてくれない相手からのアドバイスなんて、聞く耳は持ちませんよね。
「子どもの考えを尊重し、干渉し過ぎずに見守る」
子どもの心を陰から支える、最強のサポーターを目指しましょう♪
やっぱり大事!自己肯定感を高める
子どもが成長するにつれて、褒める機会が減ってきていませんか?
幼かった頃は何をしても「スゴイ!できたね♡」と毎日のように言っていたのに…
小学4年生も、あの小さかった頃と変わらず、毎日一生懸命頑張っています。
だから学習面でも生活面でも、子どもが頑張っている姿を褒めてあげるのがおススメです。
しかし、ただ表面的に褒めるだけでは子どもには伝わりません。
「できた」「できなかった」といった結果を褒めるのではなく、努力した過程や継続できたことなど、具体的に褒めるのが効果的です。
自分の努力の過程を褒められると、子どもは「親はきちんと自分を見てくれている、認められてる」と感じ、自己肯定感が高まります。
前向きに物事にチャレンジする、モチベーションにもつながっていきます。
夢中になれるものを探し、応援する
子どもにとって、夢中になれるものってすごく大切ですよね。
わが家の5歳男子は起きている間、ずっと描いてるよね?という位、恐竜の絵を描いています。
欲しい、欲しい!と言ったのに、やっぱり怖い…と言って、買ってからしばらく見れなかった「恐竜図鑑」は、いつの間にやらボロボロに。
毎日そんなに見ていて飽きないの?と大人は思いますが、どうやら飽きないようです(笑)
はじめは図鑑を見ながら描いていた恐竜も、最近は見ずに描いても特徴を捉えていてスゴイ!
家でも保育園でも「恐竜博士」と呼ばれていて、まんざらでもなさそうです。
子どもの「好き!」っていう気持ち、凄いなぁって毎日思います。
子ども自身も「コレは絶対、誰にも負けない」という分野があるとすごく自信につながるようです。
ちなみに、小4娘は「お魚博士」です(笑)♡
たまには気分転換でストレスを発散
小学生のうちは、学校や家庭だけが自分の世界になりがちですよね。
そんな狭い世界で少しでも上手くいかないことがあると、一直線で「もう全部イヤだ」になりかねません。
だから気持ちを外に向けるために、習い事や外での体験などもおススメです。
うちのように絵を描くことが好きなら絵画教室へ(わたしも幼い頃に通っていました(笑))
身体を動かすことが好きなら、スポーツクラブもいいですね!
たまには家族でキャンプに出掛けたり、美術館・博物館へ行くのも気分転換になります。
外の空気を吸い、体を動かしたり新しいものに触れたりすることで、自分の内面に向いていた気持ちを発散させ、ストレスの解消につながります。
小4におすすめな学習方法
基礎の反復練習ができる物を
子どもがどこでつまづいているのか分かったら、そこまで戻ってしっかり復習しましょう。
本人が気に入って学習できる物なら、何で勉強するかは正直何でもいいと思います。
わが家は低学年の頃、100均のドリルをフル活用していました(笑)
いやいや、100円だからって意外と侮れなくて…かなりのお役立ちアイテムでしたよ!
通信教育を取り入れるのもおススメ!
今は多くの通信教育があるので、各社さまざまな工夫を凝らしています。
昔からの紙媒体のテキストはもちろん、今はタブレット教材もおススメです。
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わが家イチオシなのは「スマイルゼミ」
わが家では、小学3年生の終わりからはじめた スマイルゼミ 。
タブレット1台で勉強が完結し、予習や復習もバッチリです。
勉強の中に遊びの要素があったり、その日の課題が終わったらゲームができたりなど、毎日ラクに学習を続ける工夫がこれでもか!と散りばめられていて、娘は毎日飽きずに取り組んでいます。
それどころか、とてもマイペースでゆっくりじっくりな娘が、早くスマイルゼミをやりたくて「宿題を早く片付ける」ことができるようになったんです!
夕方の「スマイルゼミ」を楽しみに、学校生活を頑張っています♪
「小4の壁」は家庭学習で乗り越えられる? まとめ
「小4の壁」を迎えると、低学年では想像もつかなかった悩みが出てきますよね。
しかしトラブルが起きるということは、子どもが順調に成長している証拠でもあります。
「小4の壁」をただの障壁ととらえず、それを飛び越え「飛躍するチャンス」だと考える事もできますね。
しかし、子どもの問題に落ち着いて向き合うためには、親自身にも心のゆとりが必要です。
だから、たまにはホッとひと息ついてくださいね。
そして、自分の子どもと他人の子どもを比較せず、ありのままの子どもを認めること。
親が「何があっても味方でいてくれる」と、子どもたちは安心して前に進んでいけます。
子どもたちがさまざまなトラブルに立ち向かい、チャレンジ精神を持って「小4の壁」を飛び越えていけるよう、サポートしていきましょうね!